2017 MAY

 

 
 
ショウ・ド・フォンから車で1時間、ジュネーブに到着。ここから私はTGVで パリへ戻り主人はウィーンへ飛ぶことに。レンタカーの「CH」はスイ スの マーク、結婚したばかりの頃はスイスに住んで居たので乗っていたブルーのラン チアを懐かしく思い出す。列車とはいえ国境を越えるのでパスポー トコント ロールを受けTGVのサロンへ。

 

 

 
 
この季節のフランスではパリを一歩出ると菜の花畑が延々と続く夢のような景色 が広がる。ジュネーブを出て2時間、鮮やかな黄色と緑のパッチワーク のよう な車窓。美しい田園風景はいつまで眺めていても飽きない。もうスグパリに到着。

 

 

 
 
サマータイムで19時を過ぎてもまだまだ明るいパリ、リヨン駅に到着すると メーデーで長いウィークエンドを田舎で過ごした人々でごった返してい る。私 がスイスとパリを往復していた頃はまだメトロも直結ではなく駅舎も古くてセピ ア色の映画のようだった。今ではスターバックスも出来てすっか り新しくなっ て・・・。

 

 

   
 
 
 
  久しぶりのTGVの旅、駅の雰囲気をもう少し味わっていたくて駅舎の2階にあ る美しい老舗のレストラン、ル・トラン・ブルーへ。レストランの手前 にある カフェコーナーも駅同様すっかり新しくなっていて、昔の「旅情」に出てきそう なひなびた雰囲気はもう無い。1900年のパリ万博のために作 られたこのレ ストラン、豪華絢爛なバロック調のインテリアは19世紀末から第一次大戦勃発 までのベル・エポックを象徴するよう。天井や壁にはパリ からマルセイユまで の風景が描かれた何十枚もの絵が飾られている。父がパリからマルセイユに行く 時、皆でランチをした懐かしい思い出が蘇る。

 

 

 
 
 
  トラン・ブルーですっかり寛ぎ外に出ると夕暮れに駅舎が美しく映えてしばし うっとり、しかしその向こうにはタクシーに並ぶ長蛇の列!タクシーのス トが 始まったとか。明日は東京に帰るので空港までのタクシーが心配・・・。

 

 

   
 
 
  この時期のパリは陽が長いので22時を過ぎてもまだほの明るく、夕暮れの濃い 青い空に灯り始めた街灯の光が美しい・・・。タクシーのストにめげず メトロ を乗り継いで帰宅した甲斐もあったというもの。

 

 

 
 
 
ジュネーブからの荷物をほどき、日本行きの荷物を作る・・・私の日常は延々に 「荷作り」?だからこそ持ち物を厳選してシンプルに暮らさざるを得な い。 チェックインを済ませるとようやくほっと一息、ラウンジで快晴の美しい飛行場 を眺める。離陸直後のパリ上空、真っ青な空に可愛らしい形の雲が 浮かび緑の 田園風景が続く、まるで絵本の挿絵のよう。

 

 

 
 
 
  離陸直後のパリ近郊上空、「菜の花のパッチワーク」とネーミングしたくなるよ うな美しい景色が続く。菜の花はすずらんと並んで5月のパリの風物 詩、太陽 の光を浴びて輝く鮮やかな黄色に目が醒めるよう!

 

 

 
 
  トランジットのローマ上空に差し掛かるといよいよの快晴!碧い地中海に太 陽の光が反射して眩しいほどに美しい。海の色のグラディエーション、 どこま でも続く碧いラグーン・・・ずっと眺めていたい。

 

 

 
 
  ローマは既に真夏のような暑さ、滑走路の照り返しで全てが反射とガラスに映り 込みが何だかわからない・・・。目がくらんで前に進めない!まだ5月だというのに既に 灼熱のローマ。  

 

 

 
 
 
 
ぐっすり眠って成田に到着、機内で充分に休んだのでとても元気になる。早速打 ちあわせで表参道へ。GW真っ只中の東京、大変な人出にびっくり!参 道の並 木には今年も赤十字の白い旗、1948年に制定された5月8日の世界赤十字 デーは赤十字を創設したスイス人実業家アンリ・デュナンの誕生 日、ノーベル 平和賞の第一回受賞者でもある。
 

 

 

 
 
 
  スイスーパリー東京と移動が続いたけれど疲れを溜めないように「毎日しっかり 眠りしっかり食べる」を守っているのでとても元気。軽井沢では「しっ かり休 む」がGWのテーマ?ようやく暖かくなって朝のコーヒーから夕方のワインまで テラスで過ごす。森の匂いに包まれて新緑を眺め鳥のさえずりを 聴いていると 本当に休まる、大好きな軽井沢。  

 

 

 
 
  5月になってようやく軽井沢の桜も満開に!山桜の濃いピンク色と新緑の鮮やか な緑、抜けるような青い空・・・思いがけず軽井沢で再びのお花見。  

 

 

 
 
  雨の降るグルーミーな土曜日、弥生美術館の帰りに東大を散策する。主人が学ん だ工学部の前にはかつて教鞭を取っていたイギリス人の建築家ジョサイ ア・コ ンドルの像が。鬱蒼とした緑豊かな広大なキャンパスに昔訪ねたイギリスのオッ クスフォード大学を思い出す。  

 

 

 
 
 
  6月に我が家の一階のギャラリーで展覧会をする「苔玉」、ワークショップの内 容を私達も把握するため初めての苔玉作りにTRY!ひんやりした土の 感触と 苔の匂い、何とも豊かな気持ちになる。鉄を削って苔玉のお皿に模様を描く作業 がなかなか難しい・・・。  

 

 

   
 
 
  テニスを再開したものの、あまりの下手さに皆さんにご迷惑・・・とついお休み したくなる。しかしココで頑張らなければ永遠に復活はない、と意を決 して コートへ。何とかサーブが入るようになる程度でも今の私には大きな喜び!何事 も続けてこそ・・・と自分を励ます。

 

 

   
 
 
一階のギャラリースペースで再びのガレージセール、ご近所の方にもすっかり定 着。アメリカではポピュラーなガレージセール、皆さんが楽しみにして 下さっ てこちらも嬉しい。

 

 

 
 
 
1階がギャラリー、2階が事務所、3階がアトリエというこの建物。打ちあわせ も皆さんが来て下さるので忙しければ忙しいほどココから出ない私、 久々の外 出が再びの軽井沢とは・・・。新幹線の車窓が緑に変ると忙しかった日々も一段 落、スパークリングロゼワインでほっと一息。テラスから鬱蒼 とした緑を眺め つつ深呼吸、森の匂いに包まれてようやくリラックス。

 

 

 
 
朝陽の眩しいテラスでコーヒー、ランチも、夕暮れのワインもこのテラスで過ご す。軽井沢にはいつも「書き仕事」をまとめて持って来るので、最近は WIFIのおかげで仕事もこのテラスで。美しい緑と森の匂い、小鳥のさえずり をバックにSKYPEで打ち合わせ。「MOMI、どこに居るの?」フ ランス 人の友人にも軽井沢の風を・・・。

 

 

 
 
せっかく自由業の身、混んだ新幹線は避けたいとは思うものの、ここまで空いて いると何だかさみしい。デッキにも乗れない真夏のあさまを懐かしく思 いつつ 見渡しても・・・誰も居ない。何ともシュールな車内、そしてこちらもシュール な新国立美術館へ。

 

 

 
 
ようやく遅ればせながらGINZASIXへ。中国人観光客の並みに揉まれ、よ うやく少し静かな上層階に到着すると降る様なドットのカボチャた ち・・・。 アトリエに居るか軽井沢に居る私の日常には珍しい光景。 盆栽が配されたゆったりとスペーシーなブックストアや軽く頂けるワインバーな ど、次回はぜひゆっくり来て見たい。

 

 

 
 
母校の幼稚園同窓会に伺う。人数が少ないので学年が違っても面影があってお互 いにすぐわかるのも何だか楽しい。子供の頃遊んだお庭やお教室、小さ な椅子 に腰かけていると楽しかった思い出が次々に蘇る。懐かしい先生方にもご挨拶、 思い出話は尽きない。今も仲良しの友人達とはもう46年のお付 き合い・・・。

 

 

   
 
 
我が家の一階もギャラリースペースもいよいよ2回目の展覧会。ガレージセール も片ずけて大掃除も終わり、ひんやりとガランとしたスペースで早朝の コー ヒーを飲む素敵な時間。

 

 

 
 
上野の西洋美術館がユネスコの世界文化遺産に登録されてから休日の朝はタイヘ ンな人・人・人、企画展と併せてゆっくり見ようなんて甘かった!まず はカ フェへ避難。日曜日の朝の美術館とはこんな静静寂に包まれているのが普通で は?世界遺産のパワーを思い知る。神宮 前のワタ リウムもタイヘンな人で、ココではブックストアへ避難。どこも混んでいるのだ なぁ・・・。

 

 

 
 
diary index 6月2日からの展覧会のための搬入が始まる。「苔と鉄」というタイトルの通 り、苔玉を展示する鉄製の展示台が次々と運び込まれる。ソフトな苔玉と ハー ドな鉄の質感や印象の違いが面白い。どんな展示になるのか今からとても楽し み。苔玉の作者F氏の「世界観」をこのスペースに作って欲し い・・・。 page top

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